OSTEOPOROSIS
骨粗鬆症学会推奨の治療法を
当院では、骨粗鬆症学会で推奨されているシステムを採用し、さらに骨吸収と骨形成のバランスを血液検査で確認することで、最適な薬や治療法を導き出しています。
骨粗鬆症は特に症状などは見られないため、予防医療が重要です。
当院では、骨粗鬆症学会で推奨されているシステムを採用し、さらに骨吸収と骨形成のバランスを血液検査で確認することで、最適な薬や治療法を導き出しています。
骨粗鬆症は特に症状などは見られないため、予防医療が重要です。
骨粗鬆症は、骨の密度が低下して脆弱になる骨代謝異常の疾患です。高齢女性に多く見られますが、男性が発症することもあります。骨折のリスクが高まったり、背中の痛みや身長の減少などが見られ、初期段階では無症状の場合もあります。
腰(腰椎)と股関節(大腿骨)の骨密度を測定し、骨粗鬆症であるかどうかを診断した上で、採血で状態を把握して治療法を決定します。年齢や性別、遺伝的な体質などは変えられないため、生活習慣の見直しが予防と改善につながります。
食事療法
骨の主成分であるカルシウムやタンパク質、骨代謝に必要な要素であるビタミンD、Kなどの摂取を提案します。カフェインやアルコールなどの摂り過ぎには注意が必要です。アルコールは、カルシウムの吸収を妨げたり、尿からカルシウムの排泄量を増やしたりします。カフェインは、カルシウムの排泄を促してしまいます。
運動療法
重力に対抗する運動(ウォーキング、ランニング、ウェイトトレーニングなど)が骨密度を改善する助けとなります。筋肉を鍛えることで体をしっかり支えられるようになります。バランス感覚が良くなったりし、ふらつきによる転倒防止にも繋がります。
薬物療法
骨の吸収を抑える「骨吸収抑制剤」、新しい骨の形成を助ける「骨形成促進剤」、骨の栄養素である各種ビタミン(D、K)剤などがあります。薬の種類や治療の開始時期は患者さまの症状の進行度合いや年齢によって左右されるので一人ひとり違います。
レントゲンにて圧迫骨折の有無や背骨が変形していないか判断します。
「腰椎・大腿骨を用いたDEXA(デキサ)法」で腰と股関節を撮影して骨密度を測定します。
手術が必要な場合は連携が取れる医療機関を紹介します。